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計測機器

スイング・マインダー

無線式振動モニタリングシステム

地震など自然災害の復旧にあたっては、インフラ機能の早期復旧はもとより、被災者の事業継続や生活再建のための様々な支援が必要となります。このうち、建物の安全性評価は、応急危険度判定士(一級建築士等)による目視確認に大きく依存しており、被害範囲が広域になるほど評価作業が遅延しているのが現状です。
 地震発生後の建物被害を適切に評価するためには、建物に加わった加速度や変形量、傾斜角など、評価に必要な高精度なデータを収集することが重要であり、近い将来、発生が懸念される南海トラフ地震等に備え、地震発生後の迅速かつ精度の高い安全性評価に資する観点から、無線式振動モニタリングシステム「スイング・マインダー(Swing Minder)」を開発・実用化しました。

特徴

  • 時刻同期化した加速度センサを建物の各階に設置し、建物被害の評価に必要な各種データを同時に計測し、0.1ガル以上の揺れを詳細に検知します。
  • 障害物の多い建物内の電波到達性に優れた「920MHzマルチホップ無線通信方式」を採用しており、5階程度離れた屋内センサ間でも容易にデータ通信できるため、一般的な有線式に比べて導入コストを大幅に低減させることができます。
  • 堅牢性に優れたデータ蓄積ユニットに加え、インターネットを活用して計測したデータをクラウド等にも転送・保存できることから、建物が損壊した場合でも計測データが消失しません。
  • システムを構成する各ユニットは、災害時におけるロバスト性を確保するため、収集したデータを蓄積します。
センサユニット
データ収集ユニット

計測イメージ

建物内で計測した加速度データ等を収集することにより、揺れの大きさや層間変形角などを算出します。また、 インターネットの活用により、遠方から計測・監視することも可能です。

  • 建物内に取り付けられた加速度センタユニットは、他のセンサユニットと時刻同期がなされており、揺れの大きさなど収集したデータをデータ収集ユニットへ無線通信で伝送します。
  • 加速度センサユニットとデータ収集ユニットは、災害時におけるシステムのロバスト性を確保するため、収集したデータを蓄積することも可能です。
  • インターネットを介して、収集したデータは指定場所に蓄積させることも可能で、収集したデータをもとに計測・解析を実施します。

建物評価の流れ

建物評価の流れ
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