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四国電力グループ 株式会社四国総合研究所
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iRフレッシュ 〜近赤外光照射を利用した青果物鮮度保持技術〜

 野菜や果実、切り花など青果物の流通や消費が多様化する中で、これら青果物の鮮度保持の重要性は高まっています。従来の鮮度保持は、冷蔵(冷やす)と包装(フィルム等で包む)が主に用いられていますが、これらの手法だけでは十分ではないケースも見られ、新しい鮮度保持技術が求められています。
 そこで当社では、収穫後の青果物に種々の光を照射し鮮度に及ぼす影響について研究した結果、中心波長約850nmの近赤外光を短時間照射するだけでその後の蒸散や劣化を抑制できることを世界で初めて発見しました。

特徴

  • 単純設備:照射装置のみ
  • 単純操作:一定条件で光を照射するだけ(熟練不要)
  • 短時間処理:0.1秒から数分
  • 作業安全:テレビ等のリモコンにも使われている安全な光
  • 経済的:発光ダイオード(LED)やレーザー利用で低消費電力
  • 安全:光の照射だけなので食の安全・安心にも対応

鮮度保持効果

 ほとんど全ての青果物に対して蒸散量抑制効果が期待できます。外観的には、しおれ低減、みずみずしさの維持、傷みの低減、艶の維持、収穫後病害の低減などが期待できます。
アドホックイメージ

活用場面

○青果物の付加価値向上やブランド化  
  • みずみずしい外観を保つなど高い商品性の維持
  • 棚もちの向上
  • 冷蔵できない品目の鮮度保持
○事故・クレームや廃棄ロスの低減  
  • しおれやしなびの低減
  • 多湿や結露によるカビや腐りの低減
○販路の拡大  
  • 有利販売できる大消費地への輸送
  • 海外輸出

メカニズム

 収穫後の野菜や果物といった青果物も生きている植物です。これに強い近赤外光が照射されると、青果物は熱や乾燥のストレス刺激として認識すると考えられます。そのストレス刺激から身を守るための各種抵抗性反応が起こり、気孔が閉じたり活性酸素が生産されたりします。これによって蒸散が抑制されたりカビや傷みの発生が軽減されると考えられます。

照射装置

光源として発光ダイオード(LED)を利用したタイプとレーザーを利用したタイプがあります。

○LEDタイプ  
  • 照射時間:1秒〜数分
  • バッチ処理向き
  • 詳細はこちらをご覧ください。
○レーザータイプ  
  • 照射時間:0.1秒〜10秒
  • コンベアと組み合わせた連続照射が可能
  • 開発段階のため詳細はお問い合わせください。