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携帯型鉄筋腐食診断器 CM-V

携帯型鉄筋腐食診断機 CM-V

高低2周波の微弱な交流電流を流して、その時のインピーダンス値を測定し、腐食速度と反比例の関係にある分極抵抗を求めることで、コンクリート中にある鉄筋の腐食範囲や腐食速度を評価します。

【寸法:H120×W234×184mm】

診断器の特徴

  • 小型軽量

    重量はわずか2.5Kg。測定現場への持ち運びも便利です。バッテリー内蔵のため、フィールドでの測定に威力を発揮します。
  • 高精度

    2重対極方式により、分極抵抗(腐食速度)を測定。より精度の高い測定が可能です。
  • 簡単操作

    液晶画面上に表示されるメニューの選択により測定条件を指定できます。初心者でも簡単に取り扱うことができます。
  • 安全作業

    測定場所が高所などの離れている場合、付属のセンサー支持脚を使用すれば、より安全確実に測定が可能です。
  • データ解析が容易

    測定されたデータは、一旦本体に記録され、USBインターフェースを通じてパソコンに転送できます。Excelなどの表計算ソフトを使えば、さまざまなデータ加工が可能です。

診断器による測定原理

診断の基本原理は、鉄筋が腐食することにより、鉄筋から鉄イオンが溶け出し、電流が流れやすくなることを利用しています。
コンクリート構造物の一部において鉄筋をはつり出し、これに電極を接続し、測定したい鉄筋直上のコンクリート表面に2重対極センサーを設置して測定します。

診断器による測定原理

診断器による鉄筋腐食判定基準

自然電位による鉄筋腐食性評価(ASTM-C876による)
自然電位(E)
(mV vs C.S.E)
鉄筋腐食の可能性 自然電位(E)
(mV vs Ag/AgCl)
-200<E 90%以上の確率で腐食なし -80<E
-350<E≦-200 不確定 -230<E≦-80
E≦-350 90%以上の確率で腐食あり E≦-230

○C.S.E. :飽和銅硫酸銅照合電極
○Ag/AgCl:飽和銅塩化銀照合電極

腐食速度の判定基準(案)
分極抵抗測定値
Rct(kΩcm2
腐食速度推定値 腐食速度の判定
腐食電流密度
Icorr(μA/cm2
浸食度 PDY
(mm/年)
130より大 0.2未満 0.0023未満 不動態状態(腐食なし)
または極めて遅い腐食速度
52以上130以下 0.2以上0.5以下 0.0023以上0.0058以下 低〜中程度の腐食速度
26以上52以下 0.5以上1以下 0.0058以上0.0116以下 中〜高程度の腐食速度
26未満 1より大 0.0116より大 激しい、高い腐食速度

※CEB(ヨーロッパコンクリート委員会)から提案されている判定基準