
高低2周波の微弱な交流電流を流して、その時のインピーダンス値を測定し、腐食速度と反比例の関係にある分極抵抗を求めることで、コンクリート中にある鉄筋の腐食範囲や腐食速度を評価します。
【寸法:H120×W234×184mm】
診断の基本原理は、鉄筋が腐食することにより、鉄筋から鉄イオンが溶け出し、電流が流れやすくなることを利用しています。
コンクリート構造物の一部において鉄筋をはつり出し、これに電極を接続し、測定したい鉄筋直上のコンクリート表面に2重対極センサーを設置して測定します。

| 自然電位(E) (mV vs C.S.E) |
鉄筋腐食の可能性 | 自然電位(E) (mV vs Ag/AgCl) |
| -200<E | 90%以上の確率で腐食なし | -80<E |
| -350<E≦-200 | 不確定 | -230<E≦-80 |
| E≦-350 | 90%以上の確率で腐食あり | E≦-230 |
○C.S.E. :飽和銅硫酸銅照合電極
○Ag/AgCl:飽和銅塩化銀照合電極
| 分極抵抗測定値 Rct(kΩcm2) |
腐食速度推定値 | 腐食速度の判定 | |
| 腐食電流密度 Icorr(μA/cm2) |
浸食度 PDY (mm/年) |
||
| 130より大 | 0.2未満 | 0.0023未満 | 不動態状態(腐食なし) または極めて遅い腐食速度 |
| 52以上130以下 | 0.2以上0.5以下 | 0.0023以上0.0058以下 | 低〜中程度の腐食速度 |
| 26以上52以下 | 0.5以上1以下 | 0.0058以上0.0116以下 | 中〜高程度の腐食速度 |
| 26未満 | 1より大 | 0.0116より大 | 激しい、高い腐食速度 |
※CEB(ヨーロッパコンクリート委員会)から提案されている判定基準