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材料強度のスペシャリストとして
活躍していきたい

エネルギー技術部

入社のきっかけは?

 学生時代の研究活動で培った解析技術を生かせる研究職を探していて、火力発電設備の運用保守に解析技術を活用して課題解決に取り組む当社のことを知りました。研究者として成長できるだけでなく、電力の安定供給という社会貢献のやりがいを得られる環境だと感じたんです。

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現在の仕事内容を教えてください

 火力発電所では、安定した電力供給を守るため、高温部材が損傷して蒸気が漏れ出すといった不具合を未然に防ぐことが重要です。そのためには、高温部材の寿命を詳しく評価し、適切なタイミングで補修や更新をする必要があります。私の仕事は、高温部材である蒸気配管などを対象に、「寿命評価解析」「高温引張試験」「金属組織調査」を行ってどのくらい余寿命があるかを評価することと、評価法そのものを新しく開発すること。言わば電力の安定供給を支える縁の下の力持ちですね。

仕事のやりがいは?

 何か不具合があって火力発電所が運転を停止すると、その影響は計り知れません。不具合を防ぐに当たっては、点検時のデータなどをもとに私たちが評価した部材の余寿命が補修や更新計画に反映されますから、非常に責任が伴う仕事をしている実感があります。既存の評価法に感じていた課題を解決したり、精度を向上したりする新たな評価法の開発は、学術誌に成果が掲載されることもあり、研究者として業績を築く手応えも感じられます。
 私たちの仕事は、発電所の「ホームドクター」のようなもの。評価技術の向上とともに新しい部材の知見も深めて、スペシャリストとして道を究めたいと思っています。

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