
CaL-AL Tech.®(カルアルテック)
新しい化合物とそれを用いた環境浄化技術

CaL-AL Tech.®(カルアルテック)
CaL-AL Tech.(カルアルテック)は、炭酸カルシウム(CaCO3)等のカルシウム化合物と水酸化アルミニウム (Al(OH)3)を混合した後、焼成して得られる多孔質の粉体とそれを用いた環境浄化技術です。土壌や排水に含まれる重金属類、特に対策が困難とされている六価クロムや六価セレンを不溶化する高い性能を有しています。(特許登録済)

※「CaL-AL Tech.」は四国総合研究所の登録商標です。
重金属等の処理の現状と課題
一般的な排水処理方法の「アルカリ添加・凝集沈殿法」では、オキソ酸イオンを形成する六価クロム、六価セレンおよびホウ素等を不溶化させることが困難でした。しかし、カルアルテックは排水や土壌に添加するワンステップの処理だけでこれらの汚染物質を不溶化することが可能であり、排水処理の高度化や汚染土壌のオンサイト浄化、燃焼灰の重金属対策に役立つ技術として注目されています。もちろん、鉄や銅など他の重金属類も不溶化できます。
CaL-AL Tech.の性能(六価クロムの場合)

CaL-AL Tech.の用途
- 汚染土壌や燃焼灰中の六価クロムやヒ素などの有害物質の溶出を抑制する不溶化材
- 排水に含まれる有害物質の低減材
- セメント固化時の六価クロムの溶出抑制材
- 石炭灰(フライアッシュ)の有効利用資材
- 軟弱土の固化材
- 雑草対策など、様々な用途に活用できます
本技術を活用した製品は株式会社総合開発から販売されています。株式会社総合開発へは、こちらから。
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