情報・通信技術
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通信ネットワーク建設コスト低減、運用・保守効率化の研究

  • 通信ネットワーク建設コスト低減、運用・保守効率化の研究

    電力の安定供給に必要な電力設備の運転情報等を的確かつ効率的に伝送する電力保安用通信設備の建設、保守、運用全般の効率化・コスト低減を目指し、最新の情報通信技術を用いた各種の適用研究・開発を行っています。

    最近では、高速・長距離伝送が可能な無線LAN技術を適用して、災害発生時などにおける現場状況の早期把握や速やかな復旧作業を支援する通信手段として、現場へ容易な持ち出しが可能で、素早く設営できる災害対策用可搬型無線通信システムの研究・開発を実施しています。(下図)

    また、広域エリアを効率よくカバーできる無線アドホック通信技術や長距離伝送可能なPLC(電力線搬送通信)技術に着目した研究も行っています。

    さらに、OPGW(光ファイバ複合架空地線)障害に対する効果的で経済的な対策技術の研究、スマートデバイス等を応用した効率化技術の研究等にも取り組んでいます。